遺骨返還

f:id:churaumichurashima:20180210225539j:plain琉球アイヌ民族の遺骨返還を求める沖縄集会』

アイヌ民族倭人に侵略された民族である。しかし琉球民族より少数先住民族であっただけに、その歴史は苛烈であった。

アイヌ民族琉球民族も、歴史的に日本人とは違うものと見なされ、戦前その遺骨が研究対象とされ複数の国立大学に収集され、標本化された。
持ち去られたのである。
アイヌの遺骨に関しては、北海道大学においてフクロウ、狼等と並べて保管されていた。
今その遺骨は返還訴訟において少しずつ返還がなされている。

沖縄における遺骨返還は、特殊な事情がある。
研究対象として持ち去られた遺骨の問題もあるが、それとは別に沖縄本土が戦場とされたため、戦後沖縄で収集された遺骨はアメリカ人、朝鮮人琉球人、日本人の遺骨が混在していた。
これらの遺骨をDNA鑑定依頼をし、家族の元に還す活動を具志堅隆松氏が行っている。

私もまだまだ勉強不足であるが、今日の勉強会を機に、琉球民族アイヌ民族に関しての人権、歴史をもう少し深く調べて行きたいと思う。