『活断層シンポジウム』
今日夕方、かりゆしアーバンリゾート・ナハで『辺野古沿岸域活断層シンポジウム』が行われた。
以前、琉球大学名誉教授加藤祐三氏の講演は聴いたことがあるが、今回は目崎三重大学名誉教授及び立石新潟大学名誉教授も加えてのシンポジウムであった。
今回は特に立石名誉教授の講演が参考になった。
①政府は原発の新規建設の際に、活断層の存在を隠してきたと言う事実がある。その後の地震発生に合わせて活断層の存在を認め、また更にその活断層の規模を訂正・拡大してきた。
②徳島県或いはニュージーランド、カリフォルニアにおいて、活断層上の新規建築物の建設を規制する条例を制定してきた事実がある。
上記の指摘は、辺野古新基地建設に反対する運動において、活断層の危険に警鐘を鳴らすことにより、辺野古埋め立ての中止を求める、あらゆる手段のひとつとなりうる事を示している。
今後の展開に期待する。