三池淵管弦楽団ソウル公演
今日、三池淵管弦楽団(北朝鮮)のソウル公演の様子を記録した映画を見た。
大変に参考となった。
なんとなく持っていた、北朝鮮楽団への印象がかなり変わった。昭和感があり『雑味』がない。ピュアな感じがあるのである。
平昌オリンピック時のソウル公演であるので、南北統一を押し出した演出もある。しかしそれは全体構成の一部であり、基本的に歌唱と管弦楽を楽しむ内容となっている一時間半の公演であった。
とにかく歌が上手い。
管弦楽団の編曲も良く、朝鮮半島だけでなく欧米の曲目も盛り込まれていた。
昔、韓国の友人に言われた言葉を思い出す。
『半島人は歌が上手い。朝鮮半島もそうだが、イタリア半島も同じだ。両者とも、歌が上手いし歌うことが好きだ』
韓国芸術団のピョンヤン公演の映画も同時に上映された。こちらも実力派歌手で上手い。
南北統一を目指し、年末に統一歌合戦を行えば、と思ってしまった。