佐喜真氏が出馬表明

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(グラスボート)

佐喜真氏が知事選に正式に立候補することを表明した。

名護市長選挙の敗北を忘れてはいけない。一番の争点は経済であった。辺野古新基地の争点隠しがあったとの分析もあるが、やはり名護の街中の活性と補助金に対する期待が、あの結果をもたらした。

今、沖縄県は順次一括交付金補助金が削られてきた。
佐喜真氏は『国との関係を改めて構築することが欠かせない。今や跡地利用をダイナミックに具体化していく段階だ』と述べている。
『今や』である。

名護の市長選挙には、油断と統一された運動の欠如も指摘された。
今回の県知事選挙は既に出遅れている。当然、選挙戦略の取りまとめも遅れている。
相手陣営は、企業にしっかりと足場を築いている。

新基地建設反対の柱と共に、経済政策に対する深い提案能力が、もうひとつの柱として必要不可欠となる。
その観点から、候補者が選定されなければならない。

大浦湾のグラスボートから見る海底の珊瑚礁が、コンクリートの塊にとって変わられないためにも。