摩訶不思議。

翁長知事の後継者を示唆した録音が出てきたそうである。昨日から情報が流れていたが、どうやら本当の様である。

摩訶不思議である。

亡くなられて１０日以上経過している。
遺族の方は、調整会議の選考過程を知りつつ、録音の存在を伏せてきたのであろうか。

あれほど支援者達が翁長知事の遺志を継げる人を、と選考を続けて来た。また、埋め立て承認撤回の権限の重みを考え、達川副知事は謝花副知事に職務代理者としての権限を委任したのである。

指名されたのは、呉屋氏と玉城デニー氏である。
呉屋氏は経済人として支援をするという立場から、従来同様ブレずに固辞している。
問題は自由党の玉城デニー氏である。確かに今までにも、重要なポイントとなる辺野古・高江の集会に参加をされていた。

しかし、先週の集中行動日に参加された国会議員は伊波洋一氏だけだったかと思う。
辺野古にとって、一番大事な後半集中行動日3日間の初日である。

沖縄ファースト、辺野古ファーストである立場を、玉城デニー氏が県民に可視的に示せない限り、前途は厳しい。
沖縄県民に人気のある議員である。立候補するのであれば、言葉の力で県民を納得させて欲しいと思う。