日本宗教者平和会議in沖縄

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今日那覇市の てんぶす で日本宗教者平和会議が行われた。
一緒に『健堅の遺骨を故郷に帰す会』に参加をしている岡田住職に声を掛けていただき、出席させていただいた。

参加者の半数以上は県外からの参加であった。
従って、講演会の基調講演は前名護市長であった稲嶺進氏によって行われた。

沖縄の近現代史から始まる沖縄における理不尽な差別を分かりやすく報告をされていた。

また、谷大二氏(カトリック教会名誉司教)も高江、辺野古普天間などの問題点と阻止行動の様子などをスライド写真を用いて丁寧に説明を行っていた。

これらにより、県外からの参加をしている方々には現在の沖縄の状況を分かっていただけたと思う。

私も今回勉強になった言葉がある。

『瑕疵の治癒』と言う言葉である。

簡単に言うならば、工事が進み原状復帰が困難となることにより、工事を完工に持っていく戦術である。

それゆえに、塩川・安和桟橋・辺野古ゲート・海上阻止行動がいかに重要であるか、と言うことである。
工事を遅らせる作戦は、決して無駄ではないのである。

県外からの皆さんは明日宮古島に行かれる予定との事である。
宮古島は本島とは別の、軍事基地化の問題を抱えている。

県外からの皆さんとの問題点の共有化に、心強い思いである。