カーミージーの海の前で
昨日の夕方、浦添西海岸のパルコ前で軍港移設反対のスタンディングを行った。
カーミージーの海の目の前である。
この海が、那覇軍港の浦添西海岸移設により、埋め立てられてしまうのである。
我々の仲間が推している、伊礼市議の立候補は正式には決まっていない。しかし、現松本市長に対抗しうる唯一の候補者であることは間違いはないと考えているので、焦らずじっと待っている。
”軍港埋め立てで、カーミージーを埋め立てることは無い。”
確かに狭義の意味では、カーミージーの周囲に埋め立ての工事は迫らないのかもしれない。
浦添西海岸に広がる広大な干潟を内蔵し含めたものなのである。
潮の満ち引き、潮の流れ。
1日・ひと月・一年の周期で海は息づいているのである。
西側道路が開通し、パルコが出来たことにより浦添西海岸の美しさを浦添市民・那覇市民はもとより、沖縄県民全体がその美しい姿を認識し始めたのである。
ある意味那覇軍港問題が、今まではいまいち分かりづらかった気がする。
或いは、軍港移籍問題が認識される本気度が薄かったのは、米軍基地に隠れて美しい海そのものを認識できなかったからなのかもしれない。
今、目の前の海を見て軍港をイメージしてみよう。
長い防波堤と、軍港の大きな枠。
そこに停泊をする軍艦。
そんなものが、要るのだろうか。
那覇軍港の現状などと言う理屈も大事であるが(もちろん、遊休化しているのだが)まずは海をイメージしてみたい。
そこから40年前の約束をどう変えていくのが正しいのかを、考えてみるべきではないだろうか。
これからの沖縄島において、本当に必要な軍港であるのか?
まずは、次の浦添市長選挙が一つの大きなターニングポイントになる。
再度このブログで言うが、辺野古のある名護市長選に劣らぬ大事な選挙になる。
昨日のカーミージーの海からの、冷たい風と雨は参加した11人の体を冷たくした。
だが、また来週の金曜日もスタンディングを行う。
意気は軒昂である。