気の緩み、蔓延防止。
沖縄タイムスの、今日の一面を見て驚いた。
”知事、家族とBBQ”
これが一面トップ記事である。
新聞のトップ記事は意図がある。
文句なく周知しなければならない、必要十分な決定事項・重大事故・重大事件などは記事として必須である。
しかし、この記事は意図を感じる。
まん延防止等重点措置中の沖縄で、県民に自粛を要請している知事が自ら措置を破り、”県民を置き去りにして”、楽しんでいたのである。
更にそのことを、よせばいいのに自らのtwitterに書き込んでいたのである。
危機管理のなさ、ここに極まれり、である。
更にいけないのは、県民の反響に驚きtwitterを削除してしまったことである。
今は削除をしても、スクショされていれば何の効果もない。
逆に事実として残るのは、”逃げた”という事実だけである。
やったことは事実、書いてしまったのも事実であれば、事実を基に誠実に説明をし、陳謝をするべきなのである。
危機管理の基本である。
やり逃げの後講釈は最悪の対応となる。
”反省している”という言葉は、ウソ泣き程度の効果しか人に与えない。
で、沖縄タイムスの一面記事の意図である。
琉球新報は2面の右上に載せているだけである。注目度の高い紙面位置ではあるが、トップ記事としては扱っていない。
沖縄タイムスが、玉城デニー知事の気の緩みに対して、厳しい態度で注意をする意図であればそれに賛成をする。
前回の本ブログに記したが、県及び県知事の沖縄に起こっている諸問題に対しての対応が如何せん、おかしいのである。
もし、このようなことが保守系の知事・市長によってなされていたならば、確実に辞任案件である。安穏としてその職に居座り続けることの出来ない事態になる。
幸いに玉城デニー知事は、オール沖縄を中心とする革新陣営を支持する市民により、選出された。
まだやるべきことが、玉城デニー知事には残っているのでそこまでの騒動にはならない。辺野古新基地建設を止め切れていない玉城デニー知事は、まだやるべきことがあるとして認知され続けている。
そこを忘れないでもらいたい。