塩川港
(三ヵ所の破損した岸壁の一部)
今日友人と共に本部町塩川港の岸壁を見てきた。
厚さ20センチ程のコンクリート舗装が目くれ上がり、下地の砂利が剥き出しになっている。
多分、これまでにも補修が十分でなかった箇所に、強力な台風が2つ続いたために、下地の砂利部分に海水が入り込みコンクリートを押し上げたのだろう。
今後どの程度の修復を目指すかで、予算も工事期間も変わってくる。
何れにしてもしっかりとした修復が望まれる。
今稼働している岸壁にはダンプがひっきりなしに出入りをしている。
バックで台船に入り、台船の上に採石した石を落としていく。台船と岸壁の高さは潮汐により変わる。
台船のランプと岸壁の角度が変化するなかで、ダンプが全車重をかけて何度も往復していく。
しっかりとした工事をし、しっかりとした判断を以て港湾運営にあたっていただきたい。
辺野古
(座り込みに邪魔な置物)
昨日の辺野古には、100人以上の市民が集まった。
朝9時からの搬入ゲート前集会には50人程の市民が座り込み、抗議を行った。
和歌山から来た19人の市民団体も参加をし、シャンソン歌手の女性が美声を披露してくれた。また、その団体の若者四人もひとりひとり自己紹介と感想を述べてくれた。
その後、シュワブ前のテント村集会には、埼玉からの団体が45人もの大人数で駆け付けてくれた。
月曜日・火曜日・金曜日はゲート前に集まる人数が少な目なのが現状である。
しかし、このように本土の方々が参加をしてくれている。
玉城デニー氏の県知事当選以降、辺野古に集まる市民の意気は高い。
また、土砂搬出の塩川港での岸壁の損傷はまさに『神風』である。
本部町緊急学習会
(東公民館)
昨夜、本部町東公民館で行われた『本部港からの埋め立て土砂海上搬送を許さないために』の緊急学習会に行って来た。
北上田氏の説得力のある辺野古埋め立ての現状に対する話と、徳田博人氏(琉球大学教授)の法運用の話であった。
会場を埋め尽くした市民の熱気で、9時に終わる予定が時間をオーバーして終わった。
仲宗根勇氏の法解釈と徳田教授の法解釈がぶつかり合う場面もあったが、すべては塩川港からの搬出をいかにして止めるかと言う熱意のぶつかり合いである。
このまま、国による法闘争に対して、ご無理ごもっともとは行かない。もう沢山である。
法解釈が空中戦とすれば、抗議行動は地上戰である。
11月に入れば、辺野古・塩川港での戦いが始まる。その戦術をどうするのか?誰が率いるのか?
地上戰を闘うのは市民である。選挙戦を三連勝に導いた、一人一人のボランティア市民である。
正しく有効な戦術を皆が求めている。
ゲート前に何故集まるのか、塩川港に何故集まるのか、国頭村に何故集まるのか?
今一度、強力なリーダーシップの登場を待つ。
若者の選挙
(沖縄キリスト教学院大学にて)
昨日沖縄キリスト教学院大学にて、同大学に通う若者たちが行った沖縄県知事選挙での活動に対しての報告会が行われた。
琉球新報とのコラボレーションによる活動でもあり、その内容は後日琉球新報紙上に記載されると思う。
純粋だな、と言うのが第一の感想である。
スタッフの女性がこの活動を始めたきっかけとして、『翁長知事が亡くなって沖縄の事が不安になった。何かしなければ』と言う言葉があった。
大学内で政治に関して話し合う場所、相談相手が欲しかった。選挙を通じて対話を重ね、物事が少し分かるようになったと思う、と言う感想もあった。
若い人達が此のような経験を積むことは大切だと思う。
今回、両陣営共に今までになく、若い人達の力を結集したと思う。
上手く機能したのは玉城デニー陣営であったと思う。
純粋な行動は武器になる。