騙される。
今日17日は安和桟橋も塩川港も、外ダンプの搬入はなかった。
ただ、安和桟橋構内に山積みされた土砂はダンプ3000台分の量は有ろうか、という状況である。
構内の内ダンプは動き回り、ベルトコンベアに土砂を吐き出し、その土砂はガット船に落とされる。
写真は悠々と桟橋を離れていく船の姿である。
この後、もう一船桟橋に着桟し土砂を積み12時前に出ていった。
安和桟橋構内には、まだまだ十分土砂が残っている。
今日早朝、安和桟橋も塩川港も外ダンプ作業は無いだろう、との連絡が入っていた。
しかし一昨日の月曜日に、騙し討ちがあった。
午前中作業もなく、やがて警備のテイケイが去り、機動隊も去って行ったのを確認して、抗議する市民は安和桟橋の現場を去った。
なんとその1時間後に、外ダンプ作業が始まったのである。
塩川港のダンプ作業も同時に始まった。
騙し討ちである。
この事もあり、今日は現場に監視の方が張り付いていた。
結局、午後になっても外ダンプの搬入はなかった。
塩川港も無かった。
一度騙されると、疑心暗鬼となる。
現場には、困惑と怒りが残された。
騙すほうが悪いのか。
騙されるほうが悪いのか。
先日の宮古島へのミサイル実弾配備を思い出す。
島民の頼みとした市長は平良港の使用許可を出した。
騙し討ちである。
市長選での公約を、
信じたほうが悪いのか。
信じさせたほうが悪いのか。
何れにしてもそこに残されたものは、
疑心暗鬼と困惑と怒りである。
塩川港にはまだ軽石が、さまよっている。