トークライブ

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       (辺野古テント村)

一昨日の日曜日に、中山吉人さんのトークライブがあった。
日曜日の午後1時半からのライブであったが16名程の参加の中、行われた。 
東京からわざわざ参加をされたかたもいた。

中山さんは、辺野古・安和桟橋・塩川港で新基地建設反対の抗議行動に参加をされてきた。
沖縄に来て5年程になるとの事である。

中山さんは本土に於いて、今までに何回かこのようなトークライブを行って来ている。
辺野古の現状を彼が見た目線で、分かりやすく解説をして伝えてきた。

今回、沖縄でわざわざライブを行ったのは、彼のライブ活動の内容を聞いた人が、沖縄でも同じように話を聞いて見たいと言う要望があったからである。

彼の話し方は、優しい。
ヤマトから来た人でもあるので、本土の人に分かりやすい解説・内容を持たせている。

今回集まった参加者の多くは、辺野古の現場を知っている人である。しかし、彼の整理された話の内容で沖縄の現状を再確認することが出来る。

話は多義にわたるので、ここに全てを記す事は出来ないが、辺野古での反対運動が新基地建設を遅らせていることの確かさを、明らかにしていた。

確かに、平日は毎日ダンプ・ミキサー・作業車に入られてしまう。座り込みをしても、牛歩デモをしても、機動隊の力によって排除される。

彼は言う。
個々の現場では負け続けている。
しかし、選挙において沖縄県民は民意を示し勝ち続けている。
この事実が、本土の地方紙、全国紙により伝えられて、辺野古新基地建設反対の声が、いまや市民の声として力を持ちつつあると。

彼の言葉を借りれば、点が面となり立体化していく諦めない運動の形なのである。

3月にはまた九州でトークライブを行うとのことである。
頑張っていただきたい。
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       (彼の7冊目の資料本)
500円で販売されている。
内容たっぷりの本である。