キムさん告別式

今日キムさんの告別式があった。
雨が激しく降り、生憎の天候であった。

キムさんらしいと言えばその通りかも知れない。

表現としては通り一遍の物言いであるが、キムさんの波乱に富んだ人生の最後に相応しい天候であったかとも思う。

キムさんの顔は安らかな表情だった。
通夜の席での親族の方の話では、亡くなる直前まで意識はあり、そのまま眠るように亡くなったとの事である。

良かった、と思う。
癌から肺炎を併発した場合、苦しむケースが多い。
キムさんは痛みの緩和ケアとしてモルヒネを手当てされていたとはいえ、静かに亡くなる事が出来た。

今我々には、本部町健堅の遺骨収集の課題が残されている。

キムさんの望んだ、日本人と朝鮮人・韓国人の友好の発掘をしっかりと行っていきたい。

合掌。