2021-03-11 閑話休題 その3 銀座四丁目。 和光の時計台である。 日章旗は半旗となっている。2時46分、銀座四丁目は黙祷の人々で埋まっていた。 もちろん、たまたま銀座四丁目をその時間に通り掛かった人達が殆んどであるが、取材陣の一群と共に黙祷を捧げていた。鐘の音が静かに鳴り続ける中で、一分間の黙祷が終わる。想定を遥かに越える津波によって、多くの人が亡くなった。そのことを、悼む。 そしてまた、日常に戻っていく。