閑話休題 空から
所用があり、東京へ行ってきた。
今日帰りの飛行機からの映像である。
先日初雪が冠雪したようであるが、今日の時点では雪の様子は窺う事は出来ない。
しかし、やはり霊峰富士である。
雲海の中で毅然としている。
今回のフライトは、和歌山上空辺りから気流が悪く、かなり揺れた。
久しぶりに、脇の下に冷たいものを感じた。
恐怖を感じると言う事は、まだ生きたいと言う欲望があるのであろう。
鹿児島を過ぎた辺りから、揺れは収まった。
やがて与論島が見えてきたので、フライトのコースを見ていると、沖縄島の東にコースを取り始めた。
言わずと知れた、大浦湾の姿である。
物言う土木技術者である、奥間さんのドローン映像でお馴染みの姿であるが、それらより遥かに高い場所からの映像である。
夕方6時頃の撮影であるため、海に青さはない。
しかし、明らかに異形の基地の姿が見て取れる。
こんな景色も飛び込んでくる。
暫くすると、糸満市上空となり平和記念公園を過ぎた先に、こちらもまた異形の南部土砂採石場の大きな傷痕が、見て取れる。
何度見ても、出るのはため息である。