安和桟橋
(今朝の安和桟橋)
今朝7時過ぎに安和桟橋に行った。
ガット船が1隻接岸していた。沖合いには昨日離岸したガット船が停泊している。
ダンプが20台程構内に入り、その後途絶えた。
機動隊の姿もゲート前から消え、ガット船は離岸していった。海上の波も高く、今日のダンプによる搬入は無いであろうとの判断が出されたので、辺野古に向かった。
今日の安和桟橋での活動は十数人での抗議行動であった。
もう少し参加人数が欲しい。しかし自分も含め、なかなか参加する事が出来ない。私は月に数回の参加を参加者の少ない平日に行っている。
絶対的な参加者の分母が少ないのであろう。参加者の裾野を拡げる努力が必要とされる。
今、県民投票実施が叫ばれている。
確かに投票の実施は大切であり投票の権利の確保とその権利の行使は大切である。
それと同時に、月一度でもよいから辺野古新基地建設に反対の方が、辺野古・安和桟橋に出掛けて頂ければ、土砂搬入は止まるのである。
県民投票実施の目的に、具体的に参加することが出来るのである。
理念と実践である。
平日にツキ1の自分の反対行動日を作り、実行する運動が広がればと思う。
自民党沖縄県連の情けなさ。
照屋守之。
言わずと知れた自民党沖縄県連の会長である。
自派の取り纏めも出来ない、木偶の坊である。
県議会において、自民党会派の5人の反対により全会一致での三択が可決出来なかった。
島袋大幹事長と共に、情けないの一言である。
この数日間に於ける、議会与野党の擦り合わせを何だと思っているのか。
もとより自民党の劣化は今に始まった事ではないが、今回の体たらくは県民全てに対する裏切りである。
まさか宜野湾市・宮古島・石垣島の3市において、県民投票実施が成されない、などと言う事態は起こらないと思うが、気にかかる。
野党であっても、県政を担う党として猛省していただきたい。
沖縄自民党の人材不足には、敵ながら目を覆いたくなる。
『ソソンリ』と言う映画
昨日、那覇市の男女共同参画『てぃるる』で上映会が行われた。
韓国星州でのTHAAD配備に対する地元女性の反対運動を追いかけた映画である。
実際見た感想としては、かなり抑えの効いた映像であった。
谷間にある農村に暮らすお婆さんを通じての、ドキュメンタリーである。お婆さんの平凡な日常の描写から、THAAD配備に対する反対運動の描写に入るがまた平凡な日常の描写に戻る。
素朴なお婆さんの生活描写が、基地建設の理不尽さを浮き上がらせる構成である。
この2年前に製作された映画以降、韓国の実体は悪化している。文在寅政権になった以降も配備は進めらている。明らかな公約違反である。
韓国にとって必要のない軍事施設の強要は、沖縄の辺野古新基地建設に通じている。
この『ソソンリ』の上映会は、今後沖縄各地で行われると思う。
是非見ていただきたい映画である。
糸数慶子様へ 2
糸数慶子氏が社大党に離党届けを出した。
当然であると思う。
私の予想としては、夏の参院選で社大党が擁立するオール沖縄会議共同代表の高良鉄美氏を、無所属の糸数慶子氏が破り当選を果たす。もちろん自民党の安里繁信氏も同じく落選の憂き目に会う。
その後、糸数慶子氏は社大党に復党をする。
沖縄の市民活動の現場を知る者は、糸数慶子氏の政治運動の細やかさを知っている。糸数氏の発する言葉の的確さを理解している。フットワークの軽やかさに親しみを感じている。
比較して高良鉄美氏である。
大きな集会での挨拶しか頭に浮かばない。節目節目での活動しか思い出せない。
選挙には支持団体である労働組合の後押しは欠かせない。しかし、市民の皆さんの後押しなくしては沖縄では勝てない。
選挙での電話一本、幟を持つ腕の一本の力強さが変わってしまう。