100億円

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佐賀県の山口知事がオスプレイの受け入れを表明した。
自衛隊初となる陸自の輸送機V22オスプレイの、佐賀空港への配備受け入れである。
20年で100億円の着陸料である。

高いか安いかは問題ではない。
安全か危険かの問題である。

山口祥義知事は、以前いったんオスプレイ受け入れ表明をした後、保留としていた。安全性の問題がその理由であった。では今回その安全性が払拭されたのであろうか?それについて山口知事は詳細に答えてはいない。

大切な問題はもうひとつある。
佐賀空港のある佐賀市の、隣の市である福岡県柳川市の立場である。

柳川市長の金子健治市長には、本来受け入れ表明の前に山口知事から事前に連絡を貰う約束があった。にも関わらず、今回その連絡・相談はなく、柳川市長としては突然の話となった。

なぜ唐突の表明となったのか。
柳川市から佐賀空港は4Kmしか離れていないのである。
憤慨するのは当然であろう。

着陸料100億円が、危険手当でないことを願う。

今後、オスプレイ木更津駐屯地横田基地への暫定配備が進む。
国には明確な配備基準を示していただきたい。
このままでは泥縄式に配備されていってしまうだろう。