美謝川 水路切り替え

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(行くたびに威圧感が増している)


辺野古ダムから大浦湾へとつなげる美謝川は、辺野古新基地建設においてその流れを替えざるを得ない。

言うまでもなく、美謝川は川と言うより基地内を通る水路である。市法定外公共物管理条例と言うものに基づいて、その存在は管理をされている。その水路切り替えの権限を持っているのが名護市長である。

稲嶺知事の時代は何の問題もなく、変更の不許可の信念が確立していたのである。

しかし現市長は渡具知武豊氏である。

名護市長選では辺野古新基地に対し曖昧な態度を取り続け、名護市長当選後も煮え切らない態度で、本心を隠し続けた御仁である。全く信用のならない人物ではあるが、権限がある以上変更不許可の申し入れをせざるを得ない。

今回申し入れに出向いた辺野古有志の会及びティダの会は、悔しい気持ちでいっぱいであっただろう。なんでこんな市長に頭を下げなければならないのか。

案の定渡具知市長の返事は、”申請後に審査して判断する”と言う紋切り型の口調であった。そこに心は感じられない。