八汐荘での緊急学習会

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八汐荘で、講演会と学習会が行われた。

90人近い市民がこのコロナ禍のなかで集まった。


講演会は、桜井国俊氏の、”日本学術会議問題について考える”

眞喜志好一氏の、”軍港問題の歴史と現状”

以上二つであり、緊急学習会として

北上田毅氏の、”「これからの『辺野古』をめぐるいくつかの課題」”

が行われた。

 

言うまでもなく、日本会議の問題は軍事化への道に邪魔なものは排除するという一点に集約される。桜井氏の言う通り、学問へのレッド・パージそのものであろう。

多様性も何もない。

 

眞喜志氏の浦添西海岸への軍港移設反対は、時宜にかなった内容であった。

民港自体の稼働状況・稼働内容・稼働能力を考えた場合に、今以上の埋め立ては必要ではなく、拡充も必要ではないのである。

ただ、古くなった施設のリニューアルは必要かと思うが、敷地は現状のままで十分である。

やはり、もう一度県知事・那覇市長・浦添市長が浦添に残されている自然と、軍港建設のデメリットを突き詰めて話し合うべきであろう。

 

北上田氏の辺野古問題への取り組みは、従来よりもさらに深化している。


今回ひとつ示された情報に、来週16日にも渡具知名護市長が、市議会に名護市長意見書を追加提案をするという、トンデモ情報があった。

北上田氏は、16日の市議会開催の前に、当日”がんばろうの集会”を行おうと提案をした。


どうも、渡具知市長の意見書は市民の意見・声を聞き入れず、たった3行の意見書らしいのである。

市民の声を聴こうとはしない渡具知市長らしい行動ではあるが、放っておくわけにはいかないのである。


巨大なデッキバージ船の問題もある。ランプウエイ台船の8隻分である。

 

しかし、県庁は何をやっているのだろうか?

何故、すべてに渡って後手後手なのだろうか?