辺野古活断層

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     (4月26日 那覇市八汐荘)

辺野古活断層調査報告会が、26日那覇市で行われた。
連休開始前日の夕方であったが、100人を越える聴衆者の数となった。

朝から辺野古で座り込みをして、そのまま会場に駆けつけた方々もいた。やはり、辺野古新基地建設反対におけるキーワードとして『活断層』が存在している。
立石雅昭氏(新潟大学名誉教授)が、今年3月に行った現地踏査をもとにしての中間報告である。

刑事裁判であれば、「疑わしきは罰せず」であるが、辺野古活断層に関しては「疑わしきは調査すべし」である。
立石教授としては、国の調査は断層の存在をなぞっただけであり、一番大事な分析が為されていないと憤慨した。
今ある断層が活断層であるのかの見極めがなければ、何の意味も持たない。もとよりその判断は詳細な調査と分析が必要とされる。陸上部分の調査分析と海中部分の調査分析が、同時に行われ総合的に判断されなければならない。

防衛省による更なる調査とその結果の公表。
それが叶わないのであれば、県による詳細な調査が必要となる。
立石教授はそれらの調査結果が公表されれば、協力者の手助けも受けながら、しっかりと分析していきたいと明言した。
調査にはかなりの費用が掛かる。

国と沖縄県のしっかりとした対応を望む。