DNA鑑定
(県立博物館・美術館にて)
昨日、県立博物館・美術館において、沖縄戦で亡くなった方の遺骨をDNA鑑定し、遺族に遺骨を帰すと言う申請の説明会があった。
今回で4回目であるが、2016年の法律制定によりDNA鑑定が国の責任において行われることになった。
DNA鑑定費用も国が負担することが決まっており、申請者には一切の負担は掛からない。
また、沖縄戦で亡くなった方の申請においては、何処でなくなったのか、と言う情報・確認は必要なく、親族のDNA鑑定を複数名一括で申請も出来るようになっている。
具志堅さんたちは、申請者が多くなることによりデータがより多く蓄積されることも含め、遺族の方々の積極的な申請を勧めている。
戦後74年を越えていく今、遺族は当然高齢化をし遺族と遺骨のマッチングが難しくなって来ている。
DNA鑑定は最後の手段であり、有効な手段である。
この事の周知を、具志堅さんたちは積極的に行っている。
ボランティアで頑張っている具志堅さんたちに、エールを送りたい。
(今日平和記念公園の雨の中で)