健堅の遺骨とは

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沖縄の10・10空襲翌年の1月22日に、沖縄県北部の本部町健堅(けんけん)の沖合いで、貨物船の彦山丸が空襲を受け座礁した。

その際、乗組員が14名犠牲となった。

その遺骨が本部町健堅に仮埋葬されているのが分かり、発掘をする計画が発足することになった。

遺骨の中には、日本人だけではなく徴用された朝鮮人のものもあることが確認されている。
遺骨を故郷に帰す。
それが日本であろうが朝鮮半島であろうが、亡くなった方の無念は変わらない。

他の多くの遺骨の様に、戦場に無惨に朽ち果てた遺骨ではなく、仮埋葬された遺骨であるので多少の救いはある。

しかし、身元の確認などが進む中で、その遺骨が故郷に帰るべきであると言う思いは、大切にされなければならない。

基本的に個人の集まりとして会が発足する。
本土の日本人、沖縄、朝鮮の人々の集まりが、遺骨収集の力となる。

人手・資金・行政との協力関係も必要となる。

会の活動の拡がりに期待する。