貧すれば、

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      (今日の沖縄タイムス2面)

自民党沖縄県連の情けなさは、今に始まった事ではない。
が、しかし、今回のこの問題は自民党沖縄県連議員総会で報告するような事柄ではなかった。もう少し遡って言えば、県連がもともと報道陣に申し入れするような事柄ではなかった。

まさに、貧すれば鈍す、である。
県連のタガが弛んでいる、県連の思考のタガが弛んでいる。

正しい反省と総括が無ければ、失敗のあとの成功はない。敗戦のあとの勝利もあり得ない。
人のせいにした時点で、負けである。

別に自民党にエールを送る気持ちは毛頭ない。
ただ、保守がだらしないお陰でオール沖縄陣営は連戦連勝である。

先日、ある革新陣営のトップがいみじくも指摘していた。
『県民投票で辺野古反対42万票の県民の意思を見た。今回参院選では辺野古反対29万票の県民の意思を見た。なんと13万票も減っている。』

勿論、今回参院選には投票率の低さがあった。
しかし、そこに相手保守陣営の弛みに甘え、自らも弛み始めた兆候は無いと言えるのであろうか。