一罰百戒

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一罰百戒の本来的な意味は、一人が犯した罰によりその他の大勢に戒めとなると言う事であるが、今回の会食の件はこの諺を引用して反省を求める事ができる。

玉城デニー氏は『素直』に、今回の会食については謝罪を行ったほうがよい。

知事当選当初から、脇の甘さを感じていた。
知事選に関しては、翁長知事の後継指名もあり『楽な選挙により』沖縄県知事となった。

オール沖縄を背景とする暖かい支援のなかで船出をしている。
ある程度引かれたレールの上で、県としての外交・内政・経済・教育・福祉分野を恙無く、この一年を過ごしてきたはずであった。

しかし、万国津梁会議と言う、自ら仕掛けた大事な政策の施行に於いて脇の甘さを露呈してしまった。
プライベートな会食であったと言い訳をするが、これは世間的に通る話ではない。

ここは言い訳をするのではなく、まず非を認め謝るのである。謝るべきなのである。

知事就任から丁度一年。

知事支援者周辺及び県庁職員も含め、一罰百戒あるいは一罰百省(これを機会にしっかりと関係者が反省をする態度を見せる)が、投票をしてくれた県民への礼儀である。

県政野党の政争の具に乗っては、負けである。
必ず傷がつく。

ここは『負けるが勝ち』である。