記事は正確に。

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       (今日の沖縄タイムス)

自賠責保険が、全車種平均で16.4%の引き下げになるとの金融庁の審議会決定である。

下がって嬉しいとなるのだか、実際は違う。

金融庁の審議会は交通事故が減り、死者数が過去最少になったことなどから、収支が改善され値下げとなっている。

しかし、自動車保有者の実質的な自動車保険の負担は減るどころか、増える可能性があるのである。

沖縄タイムスの記事では、正確には分からない。

地方紙である沖縄タイムスには、専門の経済担当記者の数は限られているのであろうが、残念である。

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      (今日の日本経済新聞)
こちらには、任意保険の値上がりが書かれている。
車の安全装置に掛かる費用が増大しているのである。
最近の高価な安全装置は、その修理にも高価な修理費が支払われている。そのツケは任意保険料に回される。

新聞記者には、深く広い知識が求められる。
特に配信された原稿に対する裏付け取材は、本来必須の仕事となる。

間違っている記事ではなくても、誤解を与える事になりかねない危機感を、忘れないで欲しい。