石垣市という地域
沖縄県に来て6年目になる。
沖縄に来る前、沖縄に来てから、移住して今に至るまでの期間。
当たり前であるが、沖縄の諸問題を知らないままに沖縄に移住をし、沖縄の諸問題を知るようになり、多少かかわるようになった。
その中で沖縄”本島”という言葉を嫌がる人の存在も知った。
あくまで、石垣島・宮古島・沖縄島・与那国島・西表島などと同等に扱ってほしいという人たちがいる。
沖縄県(琉球と言ったほうが良い)の持つ歴史を、沖縄県民が総括できていないのだろうかと思う。
石垣島の石垣市有地の陸上自衛隊への売却可決は、県外の者に理解は難しい。
沖縄県民意識の”あるあるクイズ”を仮に行ったとしたら、正答するのは難しい。
”なぜ売却可決なのか”
県外の日本人にしてみたら、
”辺野古新基地建設に反対をしている沖縄県民が自衛隊の新基地を容認するの?”
”与那国島も宮古島も自衛隊の基地拡大を賛成して、石垣島もなの?”
日米安保・米軍基地・自衛隊それぞれ違うからさー、と言われても県外日本人にはなかなかわからない話である。
売却分は金額で、4億1700万円。
賃貸分は、855万円/年である。
はした金である。
首里城が再建される。
いらないという意見もある。
壁の色は、赤だ、黒だ、龍柱の向きは正面だ、横だ。
いろいろな意見がある。
歴史の総括の必要を感じる。