方向性の温度差

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     (昨日の沖縄タイムス一面)
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     (今日の沖縄タイムス2面)

方向性の温度差とは何か?

首里城再建にあたり、県の対策が矢継ぎ早に発表されている。
玉城デニー知事は7日に『首里城に対する県民の思いを受け止め、スピーディーに全庁的な施策に反映させる』と述べている。

首里城復興戦略チーム』の設置である。

一方、8日には衛藤沖縄担当相が『首里城再建の方向性を固めるため』有識者に意見を聞く考えを示した。
今後、『有識者委員会の開催も含めて』検討するということである。

私が懸念する事は、2つある。

多分、国は『金を出すが口も出す。管理も国主導にする。』
多分、国は首里城の復興建築様式まで口を出す。『朱塗りは危ない。もっと地味な建築様式で良い。』
多分、国は首里城内で行われる行事にまで考えを押し付けてくる。『冊封使儀礼はいかがなものか』

もう一つの懸念は、沖縄タイムスの記事の取り上げ方である。
重要視すべきは、今日の沖縄タイムス2面の記事である。国の考え・方向性である。
本来は1面で取り上げ、その真意を問わなければいけない。

3年後、『あれっ?』では困るのである。
追跡記事を期待する。

有識者』と言う人種は、立場を異にするものにとっては、『非常識者』となる。