風化する

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      (沖縄タイムスの一面)

沖縄国際大学に米軍ヘリが墜落して早や15年がたった。

大学側は毎年学内で集会を開くが、参加者は少なく限られた人達の参加となっているのが現状である。

在学生自体がこの事件を知らず、意識もしてはいない。
今風の大学生であれば、バイト・遊びに勤しんでいる。何も夏休みの暑い中、学校まで来ないのが当たり前である。

大切な事は、年一回しか回って来ない記念日ではない。
今まさに辺野古新基地建設は続けられ、地位協定は何らの変更もされていない。
このことにどう関わるか、学生にどう関わらせるかである。

こう言っては何であるが、辺野古・安和桟橋・塩川港に沖縄の学生の姿は少ない。(もう一つ言えば、今年の夏は県外からの学生達の新基地建設反対への参加者が異常に少ない気がする)
一年を通じて学生の参加者は少ない。

沖縄国際大学として、新入生に対して一年生時にヘリ墜落の研究レポート提出、普天間飛行場辺野古新基地建設現場への訪問活動(敢えて、反対行動とは言わない)を必修科目に取り入れるべきである、と思う。

大学入学まで、新聞も読まなかったであろう殆どの生徒への、真っ当な教養課程として無理のある話とは思わない。

いかがであろうか。