試掘の途中経過

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草刈りから始まり

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瀬底島が見える様に伐採も行った。

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試掘一日目に左側を掘り起こしたが痕跡は現れなかった。

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試掘二日目、右側を掘り起こしたが残念ながら、痕跡を見いだすことは出来なかった。
あと残るのは、今のところ右側のもう少し海岸側での発掘であり、またもう少し右側での発掘である。
来月中旬までにはもう一度、トライをする必要があるとして今検討中である。

本発掘は来年の2月8日から5日間を予定している。県外からは北海道・関西そして、韓国・台湾からの参加者が見込まれている。

大切なことは、健堅の遺骨を故郷に戻す事と、もうひとつ大事なことは、日韓台の共同作業において各国の若者たちを含んだ市民が交流し、沖縄戦を通じて見えてくる戦争の歴史を正しく見直すことにある。

もし遺骨を見出だす事が出来なかったならば、この75年近くの歳月に渡って故郷に帰ることのなかった遺骨は、これからも沖縄の土の中で眠り続ける。

しかしその無念さを、発掘に関わる日韓台の市民が共通体験の中で共有することが出来るのである。

途中経過をお知らせした。