今日の塩川・安和桟橋
相変わらず、ダンプが好きなように入ってくる。
牛歩戦術で搬入を少しでも遅らせようと、ダンプの前に出る。余りにゆっくりであると怖い機動隊のお兄さんが寄ってきて、早く渡りましょうね、と言いながらどんどん背中を押してくる。痛くない程度の痛さである。
こちらもガタイには自信があるのでそのままゆっくりと歩いていると、少し痛い押し方をしてくる。喧嘩をするわけにはいかないのでここまでとする。
これを何回も繰り返す。
女性になかには、ダンプの前に立ちはだかって、さらに丁寧にお辞儀をしたうえで搬入を止めてくださいとお願いをする人がいる。それすら少し時間が長いと、怖いお兄さんに連れ去られてしまう。
古くから活動をされている方が、”潮目を待つ”と言っていた。
とにかく反対抗議をしながら、潮目を待つ”地力の大切さ”を意味しているのであろう。諦めたら終わりのゲームである。
政府は”諦め”を待っている。
その手には乗らない、乗れないのである。
幸いに、安和桟橋の構内にはダンプがぎゅう詰めになっていた。ゴーゴードライブが功を奏していたのである。10台足らずの車両でも成し遂げることが出来ているのである。
動きながら”潮目を待つ”のである。