土砂運搬ダンプ 台数増

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 (台船に荷を下ろす土砂搬入ダンプ)

先月、今月と安和桟橋・塩川港への抗議行動に時折参加させていただいているが、今日の沖縄タイムスの26面に、土砂運搬ダンプの台数が載っていた。

安和桟橋・塩川港に行かれた方には自明のことであるが、市民が搬入ダンプの台数を毎日チェックをし、記録に残している。

紙面には今年3月の合計台数が21,668台と出ている。

塩川港6,743台、安和桟橋14,925台である。昨年9月が4,501台で一番少なかったのであるがそれに比べると約5倍の台数である。昨年で台数が多かった月は7月・11月・12月でありそれぞれ約12,000台であるが、それらに比べても2倍である。

今年に入ってからの台数は急激に伸びてきている。

確かに実感として、塩川港で抗議をしていてもひっきりなしに入ってくる。安和桟橋においてもダンプは右折・左折両方からねじ込むように入構してくる。信号無視すれすれでねじ込んでくる。

 

この状態の中で、塩川港に移動式大型ベルトコンベヤーの設置が許可されることにでもなったら、たまったものではない。

今、市民団体が県庁まで行って要請行動を行っているのは、『法律論争』をするためではない。

行政として法律に則り業務を行うのは当たり前のことである。

そうではなくて、沖縄県民として辺野古新基地反対の民意を知事選・県議選・地方選・県民投票で表し、それらによってえらばれた議員・知事が、県政に対して細かい点までチェックをし規制をかけていくということが出来ないのでは、『何のための民主主義のもとでの行政なのか』という問いかけなのである。

コロナウイルスの影響で、県外からの辺野古新基地建設反対にわざわざ来ていただいている方々の人数はやはり減少している。

コロナウイルス感染予防のために県外からの来県自粛ともなれば、さらに減ってくるであろう。

土砂運搬ダンプの台数は、現場での反対市民の数に反比例をする。『悪魔の定理』である。