知事のあざとさ

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やっと、沖縄県知事たる玉城デニー氏の顔が見えてきた。
『知事のあざとさ』とは、小池都知事との比較においての言葉である。
小池都知事は今年の都知事選を前に、新型コロナ対応を120%活用している。参謀が誰かは分からないが利に聡い知恵者がいる。

本来であれば、小池都知事の再選は難しいと考えられていた。豊洲移転問題において、余りにも的はずれな対応を都民は忘れてはいない。オリンピックを小池都知事の下での開催を望む者も、いなかった。
東京都にとって新型コロナ問題は対応が難しい問題であった。しかしながら幸いにも安倍首相の初期対応の不味さに、チャンスを見いだしたのである。

小池都知事は頻繁にテレビに出ている。
緊急会見とのお触れを出し、マスコミを駆り出し自らを露出する。
内容は余りない。本人でなくてもよい内容である。

だが、リーダーシップを見せつける。

翻って、我が県知事玉城デニー氏である。
何処にいるのか分からない。
時々一昔前の、ひょっこりはんの様に姿を見せる。

石垣島宮古島などの離島で目立つこともない知事である。
新型コロナ問題は沖縄県全体の緊急対応を迫られる。

『知事のあざとさ』とは、余りよい表現ではない。
しかし、辺野古新基地建設反対で翁長知事を引き継いだだけの知事ではない事を証明する、貴重な機会でもある。

新型コロナウイルスは、人と共に移動をし影響を及ぼす。
沖縄県に対しての人の移動にどう対処すべきか?

リーダーシップを見せつける事の出来る場面は、幾らでもある。