県 休業要請を前倒しで解除

玉城デニー知事が、ようやく動いた。

沖縄タイムスには2面に『手探り「再開」知事決断』とある。

まさにその通りである。

よく「安全と安心」という言葉が持ち出される。

安全は科学であり、安心は感情である。

しかしながら、今回の新型コロナ災禍は科学的に解明はされていない。未知のウイルスである以上、ワクチン投与までには時間がかかる。

更に、人為的にストップされた経済活動がある。

家にいて、商売はするなとの要請がなされているのである。反対給付としての補償は、足りなく・煩雑で・時間がかかりすぎている。

 

県民の生活を預かる知事として、最大公約数としての県民への幸福の解はどこにあるのか。

前回のブログで、浦添市長の英断を記したが、そこにあるのは首長としての権限(権利)と義務を行使した上で、責任を負う(責任をとる)ということである

 

対策は一度では終わらない。試行錯誤の末にどこかに漂着する、そんな状況かと思う。

 

いずれにしても、玉城デニー知事の判断に拍手を送る。

 

話は変わるが、隣の国ロシアではプーチン大統領が、ロシアの経済活動制限を12日に解除する。3月末に全土で導入した経済活動を制限する「非労働期間」の解除である。

だが、いま日々ロシアでは10000人/日で新規感染者が広がっているのである。

これはまさに 『ロシアンルーレット』 の拳銃を各自治州に回したようなものである。もちろん弾が発射された州は自己責任であり担当部署の者は、即死である。

 

こういうのは、英断ではなく暴挙である。

 

今回の事態の中で、ワールドニュースを重点的に視聴している。

各国の放送を見ていると、本当にいろいろな国があり、対策があり、国民性がある。

 

沖縄県沖縄県として、今回の玉城デニー知事・松本浦添市長の決断が裏目に出ぬよう、県民の落ち着いた行動を期待したい。

沖縄県民の民度を示す良い機会である。