沖縄県議会 最終本会議

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 (晴れ間のない、曇天の浦添西海岸)


沖縄県議会は昨日13日、那覇軍港早期移設要求を決議した。

賛成25、反対15である。(定数48)

反対をしたのは、沖縄・平和8、共産党7である。

てぃーだネット7人は「移設協議会での議論がない状態では賛否を示す時期ではない」という事で退席をしたそうである。分かったような分からないような言い訳である。

 

周知のことではあるが、那覇軍港の早期移設・浦添西海岸開発の早期実現を求める意見書と決議は、浦添市議会・那覇市議会・那覇港管理組合議会で可決されている。

 

何でこんなことになっているのか?

玉城デニー氏が加藤官房長官に対して言及をした、那覇軍港先行返還はどこに行ってしまったのか?県議会で一顧だにされず、終わる。

 

玉城デニー氏の言葉が本当に聞こえてこない。

我々は、玉城デニーという人物に投票をしたのだろうか、それとも翁長知事の遺言とされる玉城デニー氏と言う翁長氏の陰影に投票をしただけなのだろうか?

はたして遺言にふさわしい人物であったのだろうか?

 

翁長氏は、言葉と行動の人であった。

玉城デニー知事の、言葉と行動の何を思い起こすことが出来るのだろうか?

 

今回、玉城知事を支える与党内で賛成・反対・退席と対応が分かれた。翁長知事が公約として容認をしていた那覇軍港移設の推進をするのは当然だという会派もある。

 

アリの一穴と言う言葉がある。

オール沖縄にとって、アリの一穴になる予兆は一つだけではない。

沖縄4区のオール沖縄としての候補、金城徹氏が万が一落選をしたら大きなアリの一穴となる。那覇軍港がすんなりと浦添西海岸に着工されたらこれも大きなアリの一穴となる。

また、すでに呉屋氏はオール沖縄から去った。

 

玉城デニー知事が、アリ地獄に陥らぬようにしなければと思う。