海を残すという事
瀬長島のウミカジテラスである。
前にもこのブログに書いたのだが、その沖合には那覇第2空港が延びて広がっている。
私の客人が来たときに必ず案内をする場所である。
ウミカジテラスの当初の謳い文句としては、”ギリシャのような風景”となっていたと思う。
多少褒めすぎではあるが、
そんな感じを味わえる観光地に育った。
確かに客人たちの評判も良い。
いろいろなショップ・レストランが立ち並び、景観もよい。
ただ、何度も言うが沖合の空港が無ければ、慶良間諸島がはっきりと見えた場所なのである。
慶良間諸島 ”だけ” が見えていた場所なのである。
翻って、キャンプキンザーの跡地利用である。
浦添西海岸が埋め立てられず、且つ又キャンプキンザーの跡地利用が、沖縄県民・浦添市民にとって"明るく輝く"ような場所の開発を行って頂きたい。
新都心のような中途半端な都市計画には絶対にして欲しくはない。
一番残念なのは、県立美術館・博物館の目の前に"パチンコ屋"があることである。
多分、日本国内でこの様なロケーションは沖縄県だけであろう。
文化的意識・素養を疑われる。
キャンプキンザー跡地利用に於いては、地権者を中心に、県・市の意見がぶつかり合うと思うが、観光客も地元も楽しめる教養ある未来都市を創っていただきたい。
いろいろな夢を見ながら、伊礼ゆうき氏を応援する。
(昨日一緒に回った、カーミージーを断固として守る浪岡氏)