浦添軍港反対の候補者

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昨日夕方、てだこホールの多目的ホールで、各市民団体による浦添市長選への立候補を要請する記者会見が行われた。


浦添市議である伊礼悠記氏に対しての要請である。


もともとは ”浦添西海岸の未来を考える会” が、来年2月の浦添市長選に対して軍港移設反対を唱える候補者が、正式に現れないことに対ししびれを切らせての行動であった。


以前より、伊礼浦添市議の名前が上がってはいたが、なかなか事態の進捗が報じられない中での市民の行動であったのである。


ここひと月以上、軍港移設反対を訴えるスタンディングを浦添市内(一部那覇市内)で行ってきた。

毎週金曜日夕方の4時より一時間である。

その間、嬉しいことに市民の自律的参加人数も徐々にではあるが増えてきていた。


今回の記者会見には、10を超える市民の団体・会の要請が行われ、伊礼氏も前向きの姿勢でこれに応えるとしていた。

 

今回の浦添市長選は難しい。

要素が重なり合うのである。

 

軍港反対。

民港埋め立て反対。

那覇軍港の無条件返還。

キャンプキンザーの早期一括返還。

カーミージをどう守るのか。

キャンプキンザー跡地利用(街づくり)の問題。

 

松本現市長・伊礼候補の両者の主張には、当然これらの要素が絡み合った政策となる。

もちろん、コロナ対策・教育・貧困など社会保障を絡めた政策は発表されるであろうが、第一の争点は”軍港移設反対”である。

また”那覇軍港の無条件返還”である。

更には”キャンプキンザーの無条件一括返還”である。


これ以外の政策は、両者ともに50歩100歩であろう。

実情が3割自治自治体では、財政的に市単体で各政策を行うことは、言うは易く行うは難しである。

 

伊礼氏が市民の要請を受けて、どのような政策をもって立ち上がるのか。


大いに期待したい。