拙速。大丈夫ですか?
外国人入国緩和が始まった。
本当に大丈夫なのか?
中国、韓国はどう考えてもコロナ真っ盛りに戻っている。
当地のビジネスマン・留学生の感染状況と書類上の信憑性、入国後の管理の徹底がうまく行えるとは、思えない。
今年中に中国からの旅行者を解禁したならば、来年始めの春節において多くの中国人旅行者の入国が始まる。
日本においては、一年前の春節時に北海道の札幌雪まつりにより、中国人感染者からの感染拡大が広まった二の舞となる。
何故、次の6波を確信している専門家が、これを許すのか。
まず6波を確認し対策とその感染拡大の終息を見てからであろう。
尾身氏は感染対策を医療機関の体勢に変えてきたが、入国緩和は拙速である。
私自身は、コロナの脅威はもう無いと考える立場であるので、心配はしていない。
しかし、国としての対策として入国緩和は認めがたい。
中国は少なくとも、北京オリンピックは無観客開催と決めている。
その北京あるいは、中国全土からの入国を受け入れてしまうつもりなのである。
ブルーアクション
今日第2回ブルーアクションの集会が行われた。
辺野古の松田ぬ浜で行われる予定であったが、生憎の大雨の中、場所は浜テントに変更となった。
この悪天候のなか約160名の参加者があり、ふた張りの浜テントは一杯となり、半数近くの参加者は激しい雨の中、テントの外での集会参加となった。
雨のなか約一時間立ち続けていた皆さんには、頭が下がった。
まだまだ、オール沖縄を支える市民の熱意はあつい。
基本的に、議員さん達の挨拶が続いた。
先の衆議院選挙で当選された方、惜しくも落選をされた方、そして県会議員あるいは島ぐるみ会議、カヌー隊その他の市民団体の挨拶が続いた。
2勝2敗の悔しい選挙結果ではあったが、落選された候補者からの、"捲土重来"を期す力強い言葉を聞くことが出来た。
この今回の敗けの分がバネとなり、来年早々の名護市長選への飛躍と繋がれば良いのである。
ひとつ気がかりを言えば、次期名護市長選の主役である岸本洋平氏が居なかったことである。
ブルーアクションは、ベクトルを名護市長選に向けている。
第1回目のブルーアクションに参加をした岸本洋平氏には、是非その姿を見せて欲しかった。
今回の第2回目のブルーアクションは、名護市長選のキックオフでもある。
いづれにしても、オール沖縄として鉢巻をねじり直しての出発である。
辺野古新基地建設反対を全面に打ち出し、ガチンコ勝負での名護市長選大勝を目指したい。
少しずつ戻る。
昨日、辺野古の浜テントに行った。
テントに居て当番をされていたのは、具志堅徹氏であった。
元名護市議であり、県会議員も務められた方であった。
沖縄3区では屋良朝博氏が惜しくも落選された。
具志堅氏に何故屋良候補が負けたのか、を聞いてみた。
具志堅氏は議員として選ばれてきた実績がある。その経験に基づいた分析を聞きたかった。
一言、"油断である" と言われた。
前回の選挙で相手候補には勝った実績がある。
自分には、国会での実績もある。
負けるわけはない。
この余裕が油断となり、有権者自身の中へも余裕と油断を引き起こしていた、と言う分析であった。
万が一にも、島売りアイコに負けるわけはないと言う、ある意味常識化されてしまった感覚が、投票行動への熱意に水を差してしまったのかも知れない。
この日浜テントには、東京から来た女性がいた。
緊急事態宣言も終了し、ワクチンを打った上での来沖である。これから浜テントへの来訪者が少しずつ戻って来るだろう。
来年には、すぐ名護市長選がある。
しっかりとした総括の上で、名護市長選への選挙戦術が練られて行くだろう。
全国から集まってくれる方々に、前向きの姿を示さなければいけない。
塩川港では、昨日もダンプの前に立ち向かう人がいた。
相変わらずの、多勢に無勢であるなかでの抗議活動である。
シュワブ前での座り込みも、少しずつ参加者が増えて来ている。
辺野古、安和桟橋、塩川港の抗議活動は、また新たに始まっている。
リーダー不在の沖縄
沖縄は、今回の衆議院選挙で負けた。
敗因は、リーダーの欠如である。
故翁長雄志知事の貯金を、すべて使い果たしてしまった。
敗因は、玉城デニー知事のリーダーシップの欠如である。
リーダーシップには、発信力と実行力がある。
"常に"人に先んじて、発信する。
問題点を発信する。
権限を最大限に効果的に振るう。
玉城デニー知事に、その様な振る舞いがあっただろうか?
新基地建設反対の抗議現場では、玉城デニー知事に対する熱い眼差しが消えて久しい。
故翁長雄志知事からの遺言知事として選ばれた知事であったが、その遺志を貫く覚悟と努力を果たしてこの3年間で私たちの前に、披瀝してくれただろうか。
設計変更申請への不承認が、何故まだ出されないのか。
不承認ではなく、承認をせざるを得ないために結論を出せないのだろうか。
何れにしても、発信力不足の何ものでもない。
リーダーは、"人に先んじて"こその存在である。
オール沖縄を背負っていたのは、県民ではある。
その大事なオール沖縄と言う神輿を造り上げたのが、翁長雄志知事である。
その神輿が、気が付いたら軽くなってしまっていた。
オール沖縄が、ハーフ沖縄と揶揄されている。
通常営業にもどる。
琉球セメントから吐き出されるダンプは、通常営業に戻っている。
ここ2週間ばかり、台風の影響もあり大浦湾の貨物船の土砂荷揚げも滞っていたが、その皺寄せとして、安和桟橋・塩川からの土砂搬出もかなり止まっていた。
しかし、今週月曜日から元に戻りつつある。
こちらは、北岸壁の台船。
そしてこちらは、南岸壁の台船である。
南岸壁に置かれたベルトコンベアは、不調なのか使われてはいない。
その図体の大きさからして、文字どおりの無用の長物である。早く片付けて頂ければと思う。
今日も女性が頑張っている。
ダンプカーだらけの港内で、ひたすらダンプカーに頭を下げ、土砂搬入を止めることをお願いする。
いつもの風景が、残念ながら戻っている。
ここ沖縄でも選挙戦真っ最中である。
明日の朝は、屋良朝博候補者が塩川港にやって来る。
新基地建設に反対をする候補者が当選を果たすのは、基本中の基本である。
それ以外の選択肢はない。
期日前投票も始まっている。
近年の選挙戦は、期日前投票を制する者が勝利を納める。
組織票の固まっている相手候補者に勝つための基本原則は、投票率を上げることである。
有志の中には、スタンディングを朝から行いそののち抗議の現場に赴き、帰り際に選挙事務所に寄り手助けを行う方々が、多くいらっしゃる。
自分自身の手抜きを恥じるばかりではあるが、出来ることから始めるのも、民主主義のもとでの一歩である。
今日もパトカーが、我々の車のUターン禁止の見張りである。
しかし、また巻き添えを食ってしまったドライバーが出てしまった。
若い女性ドライバーである。
真っ昼間に、闇討ちに会ってしまった。
ガソリン価格
ガソリン価格が上昇している。
参考までに今年2月、6月、現在と言う、3つの定点で価格の変化を見てみる。
2月 為替 103円
原油 50ドル
KL/円 32,394円
6月 為替 110円
原油 65ドル
KL/円 44,974円
現在 為替 113円
原油 80ドル
KL/円 56,862円
概算は以上である。
2月と現在との価格差は、24.5円/L である。
以前にも(昨年の4月・5月)ブログに参考価格を書いたが、あくまでも為替と原油価格の掛け合わせであり、海上運搬費・精製費・元売マージン・国内運搬費は考慮しない。
大雑把に言えば、2月に120円(税込み132円)であった価格は145円(税込み160円)となってもおかしくはない、原油価格の値上がりである。
円安分は4円/Lになる。
一番の原因は、アメリカ民主党バイデン大統領の悪政である。
シェールオイル・シェールガスに対しての、税制からの規制と環境からの規制である。
馬耳東風
屋良朝博議員の応援演説である。
他に、岸本洋平氏と稲嶺進氏が演説を行った。
天候は雨模様の中であったが、100人程の有権者が集まっていた。
辻元議員の演説は分かりやすい。
基地建設に金を使うなら、その金を沖縄はコロナ対策に回せ、である。
観光立県である沖縄の経済は、この一年半にわたるコロナにより深い打撃を受けている。
一流の大企業が無い沖縄では、正規社員として十分な企業内福祉を得ることはない。
公務員・教職員・数少ない上場企業以外、安心して働く環境が乏しいのが沖縄の特徴である。
非正規社員は、沖縄と言う雇用の荒れ地でゴロゴロと転がされている。
久しぶりに稲嶺進さんの演説を聴かせていただいた。
稲嶺さんは、"きく"には三つあると言っている。
"聞く" "聴く" "訊く" である。
岸田首相は"きく"のが得意と言っているが、"聞く"のが得意であって聞くだけである。
岸田内閣は、今までと何も変わらない、と主張していた。
多分その通りであろう。
異なる意見に傾聴して、意見として取り入れる事はないであろう。
人間は聞きたい事を、聞く。
見たいものを、見る。
屋良朝博議員は、だから政権交代なのだ、と締め括る。
確かに、政権交代なくしては負け犬の遠吠えにしかならない。
帰りがけ、ある支持者がこう言ってきた。
"やっぱり、代表は枝野より辻元さんだよ"
枝野代表のコメントは、男の愚痴に聞こえる。
市井のおばちゃんの意見も、立憲民主党は"聴く"価値はある。