少しずつ戻る。
昨日、辺野古の浜テントに行った。
テントに居て当番をされていたのは、具志堅徹氏であった。
元名護市議であり、県会議員も務められた方であった。
沖縄3区では屋良朝博氏が惜しくも落選された。
具志堅氏に何故屋良候補が負けたのか、を聞いてみた。
具志堅氏は議員として選ばれてきた実績がある。その経験に基づいた分析を聞きたかった。
一言、"油断である" と言われた。
前回の選挙で相手候補には勝った実績がある。
自分には、国会での実績もある。
負けるわけはない。
この余裕が油断となり、有権者自身の中へも余裕と油断を引き起こしていた、と言う分析であった。
万が一にも、島売りアイコに負けるわけはないと言う、ある意味常識化されてしまった感覚が、投票行動への熱意に水を差してしまったのかも知れない。
この日浜テントには、東京から来た女性がいた。
緊急事態宣言も終了し、ワクチンを打った上での来沖である。これから浜テントへの来訪者が少しずつ戻って来るだろう。
来年には、すぐ名護市長選がある。
しっかりとした総括の上で、名護市長選への選挙戦術が練られて行くだろう。
全国から集まってくれる方々に、前向きの姿を示さなければいけない。
塩川港では、昨日もダンプの前に立ち向かう人がいた。
相変わらずの、多勢に無勢であるなかでの抗議活動である。
シュワブ前での座り込みも、少しずつ参加者が増えて来ている。
辺野古、安和桟橋、塩川港の抗議活動は、また新たに始まっている。