中止と継続
昨日、辺野古に行ってきた。
浜テントは骨組みだけを残し、6月2日再開を静かに待っている状況である。
泣く子とコロナには勝てぬ、であるから致し方のない状況であるが、今までの緊急事態宣言時と同様に、その中においても有志の姿を見ることはできる。
暖簾に腕押し、多勢に無勢。
言い尽くされたこれらの言葉に自ら飽きることなく、抗議を続けている。
塩川では、新たな土嚢が積まれている。
高さを50㎝に変えただけの、薄っぺらい城壁である。
その土嚢工事を横目に、ダンプが我が物顔に行き交っている塩川の現状がある。
風の強い岸壁には、タグボートが必死になって台船を着桟させている。
タグボートの煙突からはディーゼルエンジンを目いっぱいに吹かした証左の、真っ黒い不完全燃焼の煙が噴き出ている。
辺野古新基地建設を進める者たちの、邪気のようにも見える汚い煙である。
安和桟橋では、ゴーゴードライブを行っている者たちに対し、Uターン場所の使用状況に対してのいちゃもんをつけ始めている。
効果のある抗議に対しては、目障りであるとして規制・圧力をかけてくる。
ただ、現場に抗議者が必ず居続けているという事を、確認する。