『韓国朝鮮近現代史』
(瀧田進講師)
昨日、糸満市潮平にある長谷寺で『韓国朝鮮近現代史』第一回の講座が開かれた。
参加者は少人数であったが、朝鮮半島と琉球の歴史は、両国それぞれが日本と言う国との関わりあいに於いて共通するものが多い。
講師の瀧田進氏は、朝鮮半島から見た日本と朝鮮半島の近現代史を解説していく。
今日は朝鮮半島古代からの概論が中心であったが、次回からは現在から歴史を遡っていく形で、日本と朝鮮半島との歴史を講義していく。
歴史は光を当てる焦点・方向により理解も解釈も、またそこから学ぶものも変わってくる。
瀧田講師は、司馬史観に与する立場ではないようである。逆に言えば、だからこそ面白い講座になる期待が膨らむ。
毎月第一日曜日の午後2時から、糸満市潮平にある長谷寺で開講される。資料代は500円であるが自由な質問時間もあり、充分に知的好奇心を満足させるものと思う。