次期衆院選沖縄4区
沖縄衆院選沖縄4区の候補者絞り込みの情報が新聞に載り始めている。
「オール沖縄会議」勢力の候補者を選ぶ選考委員会(座長・大城一馬県議)は2回目の会合を16日開いた。
今のところ漏れ聞こえるのは、照屋義美氏・平良識子氏・糸数慶子氏である。
結論から述べる。
候補者は、糸数慶子氏に 決定するべきと考える。
我々(と言っていいのかどうか、辺野古の現場に立ち入る市民として)は、辺野古の現場、あるいは辺野古に関連する現場に一番参加されてきたのが、糸数慶子氏であり現場を一番よく経験し理解をしているという意味で、これ以上の方はいないと考えている。
現場に出るだけでなく、参議院議員時代に培われた国会周辺の理解・人脈も半端ではないからである。
まず照屋氏との比較をしよう。
一番の問題は年齢である。若返りでこれからの経験に期待をするというのであれば理解するが、同年代である。照屋氏には今更感が漂う。
平良氏との比較をしよう。
まずもって経験不足であり、時期尚早である。辺野古の現場に対しても訴求性は低い。
社大党と立憲民主との整合性は何なのかも不透明である。
糸数慶子氏が高良鉄美氏に参議院議員の身分を禅譲した潔さに対し、報いるべきであるとも思う。決まった決定に文句も言わず、高良氏の選挙活動に親身になって応援・手助けをしたことに対し、政党は報いるべきである。オール沖縄会議として報いるべきである。
『義を見てせざるは勇無きなり』である。論語(為政)の言葉である。
多少の保守票取り込みなどという小さなことで政治を判断していいのか?
沖縄の選挙において、若者の取り込みのほうが重要である。
候補者のごり押しは一度だけでいい。
若者も納得できる、能力主義・実績主義で判断をお願いしたい。