うるま市具志川市9条の会

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憲法・学習講演会』と銘打った勉強会が、昨夜うるま市のうるみんで行われた。

出席者は60人くらいであっただろうか。日曜日の夜にしては、集まった方だと思う。

講師は仲宗根勇氏である。

実を言うと、私は元裁判官である仲宗根氏の隠れファンである。
もともと彼の知見は一流である。
また、それだけではなく彼は基地反対の現場に出ていく。
辺野古であれ、安和桟橋のダンプ入口であれひとり黙々とデモを行っている。

デモの合間、あるいは何かの集会の合間に仲宗根氏の話を聞くのが好きである。内容はその時々の話題であるが、その意見を参考にさせていただいている。

今回は、自民党憲法改正草案の問題点を、条文毎に解説を行っていた。
資料として配られた厚手のコピーには、現憲法と改正草案が上下に分けて記載され、分かりやすく纏められた資料であった。

約2時間にわたる講義であり、専門性の高い内容であったが会場は熱気が溢れていました。

自民党憲法改正草案の特徴は、『個人』あるいは『国民』ではなく先ず先に『国』が来てしまうところであろう。あるいは『家族』が前面にでてしまう。

突っ込みどころ満載の改憲草案である。

今後の憲法審査会で、国民投票法などの改憲論議そのものに野党が加わるべきなのか?
この問いに対し、仲宗根氏は  NO!  と答えた。

全くその通りだと考える。

罠に嵌まってはいけない。