宜野湾漏出 PFOS

米軍普天間基地からの泡消火剤漏出により、当然のごとく宜野湾まで流れ出した。

泡は雨と共に水流の中に紛れ込んだ。

これからは水質汚染の調査になる。

環境保全課は宇地泊川流域と周辺湧水地5か所の水をサンプルとして採ったということである。汚染についての判断は環境省が指針値としている50ng/Lである。

宜野湾市も市独自の水質調査を実施する。県内の水質検査機関に依頼をするとのことである。

沖縄タイムスの記事を読むと、市の検査は2週間程度で検査結果が判明すると記載されている。同じく県が依頼する民間の調査機関は結果が出るまで1カ月半程度かかる見込みとのことである。

県の検査は、倍以上水質検査に時間がかかるのであるが、妙なことである。

今回の事故は、普天間基地・嘉手納基地に限らず厚木基地横田基地でも起こる可能性がある。(その発生頻度に明確な差があるとすれば、沖縄駐留米軍が沖縄をなめているとしか言いようがない)

河野太郎防衛大臣は、防衛大臣としてもう一度基本的な知識を身に着けていただきたい。理がどこにあるのか、分からない御仁ではないと思う。

日米安保の協力体制とは何か。

韓国を見て分かるように、市民の理解が得られなければ基地機能はその能力を半減させる。