香港について

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写真は昨年末香港から、沖縄で行われた集会に来ていただいた、香港の活動家(市民)の方である。
中国共産党からの監視のもと、素顔を晒す危険は犯せないため、仮面を被っての講演であった。

ギョッとする登場であったが、ここまで隠さなければ自らを守れない状況下であったと言う事である。

今日7月1日、当たり前の様に香港で多くの逮捕者がでた。
中国側からは、今回の香港安全維持法は香港返還記念日に対しての"プレゼント"であるとの発言があった。

唖然とする。

今回の香港安全維持法は、国籍に関係なく適用するとの条文があるらしい。
所謂外国人が発言、行動、発信、交流を海外で行っても、その言動を元に中国国内に入った途端に、犯罪者として逮捕をされかねない。

条文は中国語で書かれている。
普通であれば英語での条文が示されるはずであるが、今のところは不明である。
条文の逐語解釈にとって重要な点になる。

暗雲が漂うとはこのような事なのか。

今日180人以上が逮捕された。
香港は暗闇に入った。