ドローンで撮影した軍事施設

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今日、那覇市の不屈館で、奥間政則氏の”ドローンで見る沖縄の基地”講演があった。

 

百聞は一見に如かずである。

100個の言葉より、1枚の画像が真実を伝える。

まさに昨年防衛省で行われた、奥間氏らの辺野古新基地建設現場における汚濁水の流出写真がそれであった。防衛省の汚濁防止膜の虚妄を晒したのである。

 

防衛省はその画像に言葉を失い、狼狽した。

 

しかし、その結果としてドローン規制法が出来上がってしまったのもまた確かである。

国は見せたいものを見せ、見せたくないものは見せない。

 

オリンピック・パラリンピックのテロ対策の一環と言ってはいたが、本当の規制対象は辺野古の工事現場なのである。高江のヘリパットでのオスプレイの噴射熱による木々の枯れ、宮古島石垣島与那国島奄美大島でのミサイル基地・自衛隊基地建設による自然環境の悪化を晒しだす映像も本音では規制対象なのである。

これから辺野古の工事が進み、軟弱地盤への工事が進めば海水汚濁が無限に広がる。

それらを撮られたら困るのであある。

 

今日奥間氏に見せていただいた宮古島保良の弾薬庫の空撮・石垣島石垣平得大俣のミサイル基地の空撮画像。

驚くほどの速さで工事は進んでいる。

見ればわかる。

 

今、奥間氏は立石教授をはじめとする専門家の学者と組み、あるいは国会議員と力を合わせ防衛省及び御用学者に立ち向かっている。

その力に、後押しとしての市民の力とマスコミの力が必要とされる。

 

学術的に国を論破していく奥間氏の姿勢に、声援を送りたい。

 

先日、奥間氏と話をする機会があった。

3時間ほどの時間ではあったが、そこで分かったことがある。

奥間氏には”私心”がないのである。

”邪心”がないと言ってもいい。

”義を見てせざるは勇無きなり”である。

 

奥間氏は強い人だと思う。

また、曲がらない人だと思う。