なんだかなあ

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思わず、”なんだかなあ”とつぶやいてしまったのは、先週7月9日に発表された那覇市でのワクチン廃棄の件である。

780回分という多大なワクチン量である。


簡単な顛末を言うと、那覇市にある津波避難ビル(四階建て)の二階にある役所の施設にワクチンが届いた。

三階(ワクチン接種場所)に届くべきものが、二階に届いたのである。

そのワクチンが5時間以上もそのままになって、保冷が不足し破棄の対象となってしまったのである。

 

このようなことは今回が初めてではなく、先月に2回も同様の配達間違いがあったのである。

今回、ワクチン会場を管理していた者が、時間通りワクチンが届かなかったため、那覇市保健所の接種推進室に電話で問い合わせをしている。

接種推進課では、これを受けて配達業者に問い合わせを行い、配達済みである旨の回答を受けていた。

一方、二階で受け取った方は、接種会場の責任者である市の職員に電話をしたがつながらなかったと言っている。(那覇市HPに記載されている。)

そして5時間後に会場の接種会場に持っていったという事であった。


 

なんだかなあ、と思う点がいくつかある。

配達の間違いが3回目であったという事。

受け取った部署は、なぜすぐに三階にもっていかなかったのか?            

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(2階から3階への階段)

受け取った方が担当部署に電話はしたが、持っていったのは5時間も経った後であったという事が理解に苦しむ。           

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接種推進課の担当者が、配達済みと確認されたワクチンがどこに行ってしまったかを、保冷を心配して必死で探していないという事。

保健所の対応がこれでは、ワクチンが浮かばれない。

 

那覇市津波避難センターの写真を参考までに載せました。

一階にマックスバリューのスーパーがあり、公共センター的な事務所は二階と三階にあります。

二階から三階は、すぐに階段で登れます。

こんな小さな建物の中で、不具合が何故起こったのか?。


なんだかなあ、である。

そして、だれも責任をとっていないのは、首里城炎上と全く同じである。