候補者掲示板

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今日那覇市議選が告示され、定数40人に対して63名の立候補者が確定した。

不肖この私も、某立候補者の応援のため今日午前中からポスター貼りに繰り出した。

今までの各選挙において、街宣車の運転手・戸別訪問・スタンディングなどを行ってきたが、ポスター貼りは初めての経験である。

那覇市議選では371か所の立候補者掲示板がある。

午前中から回ってきたが、結構な数のポスターが既に貼られていた。

貼りに来ている人は、若い人もいればそれなりの歳を取られた方もいらっしゃる。ほとんどが2人一組で回っている様子であった。

何故なら、やはり車の駐車の問題がある。車道に簡単に止められるところもあれば、交通量あるいは掲示板の場所事情により近くに止めずらいところがある。

そのようなところでは、相方が車の番をして他者に迷惑とならないように、気を付けている。

私は一人で回ったのである。

初めての経験ではあるが何とかなるだろうとの気持ちで、街に飛び出していた。

やはり、車の駐車には悩まされた。結構離れたところに車を置かざるを得ないケースもあった。

しかし、今回ひとつ言いたい事が出てきた。


それは掲示板設置の場所である。

SNS上では、掲示板の向き(車道側・歩道側)に関しての意見が飛び交っていたこともあったが、私が思ったのはそれではない。

(確かに車道側に向いている掲示板の中には、車道に脚立を置いて作業をしなければならない箇所もある。これはこれで危険極まりない。交通の邪魔でもある)

 

私が思ったのは、この写真の例である。この写真の場所以外にも似たような個所はあるのだが、ここだけは許せない感じがする。

写真ではわかりずらいが、公園の横の植え込みが車道側で二段になっている。この植え込みに脚立を立てても安定はしない。

私は二段タイプの脚立を持っていたのだが、私の身長(173cm)ですら、脚立に立っても私の頭は掲示板の上辺には届かず、手を挙げて手首がやっと出る程の高さがあった。

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たまたま私の支持する候補者の掲示場所は、3段ある枠の一番上である。

脚立の足場ぐらぐらで、左手で掲示板の上辺を掴み、右手一本でポスターを貼る。

結局瞬間的にはグラグラの脚立の上で両手でポスターの上部だけパッと貼り、その下部のシールをはがしてポスター全体を貼った。

曲芸である。

 

私が言いたいのは、役所仕事は止めてくれ、という事である。

あくまで掲示板は、設置業者にとって設置しやすい場所に設置されている。

公園のフェンスを使って掲示板を立ち上げているだけであり、候補者がポスターを貼る際の手間に関しては何の気づかいもない。

政党をバックにした候補者ならば大人数で一斉にポスター貼りに繰り出すことが出来よう。脚立の足を押さえる役目の人もいるであろう。

しかし、無所属あるいは一市民が立候補した場合には、ボランティアを恃んだとしても少人数による活動になる。候補者によっては諦め、すべての掲示板に貼り切れないことも有り得る。

 

いずれにしても、投票は必ずしましょう。

市民としての民主主義の権利であり、義務でもありますから。