告知です。

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今日はきのう刷り上がったばかりのチラシのポスティングをして参りました。

今度の日曜日、月曜日に行われる報告会です。
奥間さんは言わずと知れた、物言う土木屋さんです。

その専門知識と経験で、辺野古の問題点に留まらず、琉球弧のミサイル基地配備問題、南部土砂搬出の非倫理性まで、幅広く今知るべき知識を与えてくれます。

話だけではなく、ドローンを用いた俯瞰写真により、問題点の可視化を可能にしています。

そんな奥間さんの最新の報告会は、見逃せません。

ポスティングにも、自然と気合いが入りました。
辺野古のシュワブテント、クッションにもチラシを置いて参りました。

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奥間さんは日曜日、アキノ隊員の報告会は翌日の月曜日です。
こちらも、見逃せません。

緊急事態宣言中でもあり、不要不急の外出は控えなければなりません。
しかし、このふたつの報告会は、必要・今が旬のコンテンツです。

マスコミの自民党総裁選祭りのバラエティー番組、ニュースを離れてまともな知識の整理をお勧め致します。

本来であれば、もう少し余裕のあるタイミングでの告知が普通ですが、非常事態宣言の延長により会場の変更を余儀なくされ、このようなタイミングでの告知となりました。

お許し願いたい。

あっち向いて、ホイッ!

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昨日の昼過ぎからネットで行われた、「島々シンポジウム4」は大変に興味深く面白く、また示唆に富む内容であった。

伊波洋一氏、小西誠氏、山城博治氏、新垣邦雄氏、高良沙哉さん、伊佐育子さん等の出席である。
名前を見ただけで、素晴らしい出席者たちである。
これらの方々がそれぞれの立場から、琉球弧の現状報告をし、経済・軍事・政治の問題点を議論した。

残念と言うか、勿体ないと言うか。
昨日のライブ配信の参加者はそれほどの人数ではなかった。

今後、YouTubeで配信されるであろうから、是非見て欲しい。

いくつも注目すべき論点はあったが、ここでは2つ紹介をしたい。

山城博治氏はこう発言をしていた。

琉球弧における現状の自衛隊配備状況を考えると、辺野古・高江はカムフラージュであったのか?と考えてしまうことがある。各離島への自衛隊の無血上陸を見過ごしてしまったのではないだろうか?」

勿論、この25年以上に亘る辺野古新基地反対運動は、オスプレイ配備反対、建白書、オール沖縄、高江での激しい闘いの流れの中で続けられ拡がってきた。

しかし、この間に与那国島石垣島宮古島奄美大島自衛隊のミサイル基地がしっかりと造られてしまっていた。

知らないうちにとは言わないが、想像以上の早さで自衛隊の配備は進んでいた。

辺野古・高江に全力を注いでいる合間をぬって、ミサイル配備は行われていた。
カムフラージュとして、必要以上に辺野古・高江に目を
"向けさせられていた"
のではないか?

私も悔しいが、
"あっち向いて、ホイッ!"
に引っ掛けられていたのではないかと思える経験がある。

宮古島でのアリランの碑(宮古島における朝鮮人慰安婦の碑)の式典に、三年続けて出席したことがある。
ちょうど陸上自衛隊配備の場所(ゴルフ場跡地)が決まった頃から、工事が始まり反対運動が動き始めた頃である。

とにかく、参加者が少なかった。

勿論宮古島へ行くには多少のお金が掛かる。
そうではあるが、沖縄島からは組織的に宮古島への反対運動に動き始める様子は、無かった。


もう一つは、高良沙哉さんの発言である。

最近は、災害救援活動の影響もあり、自衛隊に意見をする雰囲気が薄れてきている。
琉球弧においては、自衛隊のミサイル基地が次々に造られ、米軍との共同訓練も当たり前に行われている状況に変わってしまっている。

オール沖縄自衛隊に対する発信はない。
出来れば、オール沖縄からの自衛隊に対するメッセージが欲しい。
自衛隊に発信出来る環境が欲しい、 
と述べていた。

実際にこのシンポジウムを最初から見ていただくと分かるが、自衛隊と米軍が沖縄・琉球弧において、どこに向かおうとしているのかが分かる。

当然の如く、危機感を持つ。

今はコロナ禍のなかで、人を集めての集会開催は難しい。
Zoomによる、シンポジウムも行われているが、ネット環境が充分とは言えない人々も多い。

今回は取り敢えず、素晴らしいシンポジウムを見たので、お伝えをした。

方言札。

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日本の礎は「皇室と日本語」。

河野太郎、あっちこっち挨拶廻りをしてやっと出馬表明をしたと思ったら、このザマである。

女系天皇も捨て、脱原発も捨ててしまった。

"日本を変える!自民党を変える!"
と言っていた御仁は何の事はない、
自分を変えてしまったのである。

自分の主張を変えてしまったのである。

しかも、日本あるいは日本人である証明は、皇室と日本語にあるらしい。

方言札を思い出した。
日本語を喋らなければ方言札を首から下げさせる。
多分、琉球王朝を想う沖縄人に対して河野太郎は、琉球札を下げさせるのであろう。

多様性を大事にする時代に、ご立派な主張である。

左顧右眄を重ね自民党保守派を気取ったところで、変節気質を知らしめただけである。

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一方、こちらもインパクトは無い。
総裁選祭りの境内の片隅で、綿菓子を売っている屋台のテイである。

祭り壊しをする迫力はない。

一般の市民に、残念ながら市民連合は浸透してはいない。

その市民連合によってなされた提案の衆議院選挙での共通政策が、4党による野党連合への接着剤となったのかもしれない。

しかし、触媒となって新たな化学変化を起こす期待には、繋がらない。
逆に国民民主党が加わらないと言う、隙間を見せてしまった。

従来の左派支持者にプラスをして、中道保守、無党派層を取り込まなくてはならない。


政策論争を仕掛けることによって、どうしたら支持者の拡大を計れるかに、知恵を絞っていただきたいと思う。

パートナー。

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     (ある意味、パートナー)

塩川港で抗議行動をする間、ずっと見守ってくれる公務員パートナーの姿。
しっかりと私達の善行を見守り、ビデオに記録してくださる。

時々メモをし、時々携帯電話で誰かとお話をして、時々大型車に乗った乱暴な仲間を呼んで来る。


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     (冷房の効いた車内から)

安和桟橋でのゴーゴードライブのUターンを見守ってくれる、二人の公務員。

今日は一般の車両が、Uターン禁止に気が付かずUターンをしてしまい、二人の公務員が乗る高級車に追っかけられてしまった。

可愛そうである。

背の高い雑草と緩いカーブのために、この高級車にはなかなか普通、気が付かない。


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       (ベルトコンベア)

台船のパートナーがダンプカーならば、貨物船のパートナーはベルトコンベアである。
時々故障をして止まってしまうのは、愛嬌である。
ダンプカーが土砂を落として、ユンボでベルトコンベアへ落として、ベルトコンベアが貨物船に落とす。


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         (抗議者)
そんな塩川港の港内で、抗議者は巡礼のようにダンプカーの前を歩く。
ダンプカーの前を渡る前に、一礼。
わたり終わって振り向き、一礼をする。

礼に始まり、礼に終わる。
まさに、
抗議"道"
である。

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しかし、相手は"道"を意識することもなく、外道そのものの表情で、目一杯に迫って来る。


熱い日射しの中、今日は風が吹いていた分、多少体に楽ではあった。

案の定。

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      (バラエティー番組)

案の定、である。
普段はバラエティー番組は見ないのであるが、昨日、今日と録画をして昼間の各局の内容を点検してみた。

コロナの感染ピークは過ぎている。
テレビは視聴率の取れる次なるコンテンツに、向かう。

これからの1週間は、総裁選への出馬表明で盛り上がる。
出たい政治家、出た政治家、出れそうで出れない政治家。
それらをネタにバラエティー番組に出てくる政治評論家と言う、眉唾ものの魔物が跋扈し始める。

彼らは基本的には、自分の好きな馬を推す競馬予想屋と、大して変わらない。
自分の張り付いている政治家からの小間切れリークで、飯を喰っている連中である。

そんな政治評論屋が、バラエティー番組を盛り上げ視聴率に貢献をする。


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世論調査が下位であっても、生出演をさせてもらい名前と顔を売る。


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慌てて言い訳を始める、節操の無い政治家も名前と顔を売る。


まあ、世論調査の結果は国民の意見であり実質的なフルスペックの自民党の総裁選には、直接的に関係はない。
しかし、世間を気にする政治家にとっては、なかなか無視の出来ない数字である。

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いま、野党にとって大事な戦略は、政治スケジュール云々ではない。
立憲民主の枝野氏のように、政策論争を仕掛けることである。

総裁選が始まれば、候補者間での政策論争が始まる。
その政策論争に加わることにより、野党が自民党の総裁選一色の状況下で、疎外感を味わう事がなくなる。

衆議院選挙の前哨戦と位置付けて、政策論戦を正面から仕掛けるのである。

存在感を失くしては、有権者からの支持は得られない。


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また、株価を馬鹿にしてはいけない。
財政出動に対する世間の期待が、株価を上げている。
野党の政策として、どの分野にどれだけの財政出動をするかの具体的な政策が、国民を惹き付ける。

幸いに、プライマリーバランスを気にする状況にはない。
減税よりも、何に国の金を使うかの知恵比べになって来ている。

与野党共に、楽しい展開になって来ていると思った方が、勝つ。

まずい展開。

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    (総裁選不参加を表明する菅総理)

英国、THE OPEN のリンクスコースではないが、突然の風向き変更が起きている。

菅総理が順調に総裁選で再選される流れの中で、衆議院選挙での野党政権誕生の(共闘内容次第ではあったが)芽が育ちつつある状況であった。

野党陣営にとって、フォローの風が確かに吹き始めていたのである。
しかし、突然のアゲンストの風に変わった。

頼りの菅総理が総裁選の不出馬を、表明したのである。

細かな経緯は省略するが、これにより総裁選が活発化を起こす。
マスコミは今月一杯総裁選ネタで、新聞は新聞の一面を使い、テレビはテレビでバラエティー番組で面白おかしく、雨後の筍のように出てくるであろう出馬する政治家を追いかける。

もう、野党の記事は載らない、映らないに等しい。

注目点は、株価である。
なぜ株価が上がるのか?
自民党に期待をする風が吹いてきたのである。


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   (得意満面の、高市早苗・前総務相)
危惧すべきは、この人物である。
今日安倍前首相は、高市氏の支持を打ち出した。高市氏は自らの経済政策を、ニュー・アベノミクスと公言する。
安倍氏とは非常に近しい自民党内の保守派である。
麻生氏も高市氏の支持に回るとの話もある。

高市氏はまた、憲法改憲論者であり靖国神社参拝を当然の事として認め実行をしている。

SDGs絡みでの女性参画、初の女性総理大臣待望論などと喧伝されては、たまらない。

非常に、まずい展開である。

立憲民主、日本共産党に妙手はあるのか?

総裁選祭りのまま、衆議院選挙に突入することは、絶対に避けなければならない。

鷺のとぶ安和桟橋。

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      (白鷺の飛ぶ安和桟橋)

長閑な写真である。
しかし、後ろに見える貨物船は土砂が積載された、およそ白鷺には似合わない背景である。

今日も、有志の方々が安和桟橋、塩川港に集まり抗議行動を行っていた。
塩川港には、3人の女性陣が頑張っていたが、そこに現れたのは三台の機動隊車輌であった。

女性一人にかまぼこ車輌一台の、豪華絢爛な対応である。
実際に出てきた機動隊員は、女性一人にふたりであったらしいが、見事なエスコートである。
金と暇のなせる技である。

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   (機動隊に忖度して女性だけの写真)

毎回、ダンプカーに対してお辞儀をしてから抗議の牛歩をする。
ダンプカーの運転手で若い運転手の中には、軽く会釈を返す者もいると聞く。

立派である。

もちろん、空ぶかしをして黒煙をあげて威嚇をする者もいる。

こちらは下品極まりない。

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     (ベルトコンベアによる搬入)

ダンプカーのうしろには、ベルトコンベアと貨物船が見える。
この風景の反対側はこうである。

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  (採石所から次々と出てくるダンプカー)

そこには、止まらない日常の出発点がある。毎日、この出口から土砂を吐き出し続けている。


今日の安和桟橋でのGoGoドライブに対するUターン禁止監視のパトカーは、いつもより早い11時40分に現場を離れていった。

暇な二人のお巡りさんは、暇すぎていつもより腹が減ったのであろう。
仕事は適当に終えてランチタイムに向かった。



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最後に綺麗な安和桟橋の海を見て、汚れた目を癒したい。
本当に美しい。