案の定。

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      (バラエティー番組)

案の定、である。
普段はバラエティー番組は見ないのであるが、昨日、今日と録画をして昼間の各局の内容を点検してみた。

コロナの感染ピークは過ぎている。
テレビは視聴率の取れる次なるコンテンツに、向かう。

これからの1週間は、総裁選への出馬表明で盛り上がる。
出たい政治家、出た政治家、出れそうで出れない政治家。
それらをネタにバラエティー番組に出てくる政治評論家と言う、眉唾ものの魔物が跋扈し始める。

彼らは基本的には、自分の好きな馬を推す競馬予想屋と、大して変わらない。
自分の張り付いている政治家からの小間切れリークで、飯を喰っている連中である。

そんな政治評論屋が、バラエティー番組を盛り上げ視聴率に貢献をする。


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世論調査が下位であっても、生出演をさせてもらい名前と顔を売る。


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慌てて言い訳を始める、節操の無い政治家も名前と顔を売る。


まあ、世論調査の結果は国民の意見であり実質的なフルスペックの自民党の総裁選には、直接的に関係はない。
しかし、世間を気にする政治家にとっては、なかなか無視の出来ない数字である。

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いま、野党にとって大事な戦略は、政治スケジュール云々ではない。
立憲民主の枝野氏のように、政策論争を仕掛けることである。

総裁選が始まれば、候補者間での政策論争が始まる。
その政策論争に加わることにより、野党が自民党の総裁選一色の状況下で、疎外感を味わう事がなくなる。

衆議院選挙の前哨戦と位置付けて、政策論戦を正面から仕掛けるのである。

存在感を失くしては、有権者からの支持は得られない。


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また、株価を馬鹿にしてはいけない。
財政出動に対する世間の期待が、株価を上げている。
野党の政策として、どの分野にどれだけの財政出動をするかの具体的な政策が、国民を惹き付ける。

幸いに、プライマリーバランスを気にする状況にはない。
減税よりも、何に国の金を使うかの知恵比べになって来ている。

与野党共に、楽しい展開になって来ていると思った方が、勝つ。