鷺のとぶ安和桟橋。
(白鷺の飛ぶ安和桟橋)
長閑な写真である。
しかし、後ろに見える貨物船は土砂が積載された、およそ白鷺には似合わない背景である。
今日も、有志の方々が安和桟橋、塩川港に集まり抗議行動を行っていた。
塩川港には、3人の女性陣が頑張っていたが、そこに現れたのは三台の機動隊車輌であった。
女性一人にかまぼこ車輌一台の、豪華絢爛な対応である。
実際に出てきた機動隊員は、女性一人にふたりであったらしいが、見事なエスコートである。
金と暇のなせる技である。
(機動隊に忖度して女性だけの写真)
毎回、ダンプカーに対してお辞儀をしてから抗議の牛歩をする。
ダンプカーの運転手で若い運転手の中には、軽く会釈を返す者もいると聞く。
立派である。
もちろん、空ぶかしをして黒煙をあげて威嚇をする者もいる。
こちらは下品極まりない。
(ベルトコンベアによる搬入)
ダンプカーのうしろには、ベルトコンベアと貨物船が見える。
この風景の反対側はこうである。
(採石所から次々と出てくるダンプカー)
そこには、止まらない日常の出発点がある。毎日、この出口から土砂を吐き出し続けている。
今日の安和桟橋でのGoGoドライブに対するUターン禁止監視のパトカーは、いつもより早い11時40分に現場を離れていった。
暇な二人のお巡りさんは、暇すぎていつもより腹が減ったのであろう。
仕事は適当に終えてランチタイムに向かった。
最後に綺麗な安和桟橋の海を見て、汚れた目を癒したい。
本当に美しい。