憲法記念日
(このあと聴衆が、てだこ大ホールを埋め尽くした)
今日5月3日、浦添市てだこ大ホールで、青木理氏と渡瀬夏彦氏の対談が行われた。
聴衆は1000人を越えた。
午後1時30分からの講演会であったが、開場時間の12時30分前に入口ドア前に行列が出来たため、急遽開場時間を繰り上げた。
高良鉄美氏の挨拶のあと、奄美大島で自衛隊配備に反対を続けてきた城村氏の講演が続いた。
琉球弧全体に配備されつつある自衛隊の、奄美大島における現状には驚かされるものがある。保守系議員が政治と金を牛耳る鹿児島・奄美大島ならではの自衛隊のすばやい配備に、辺野古・高江に目を奪われていた沖縄県の市民を欺く仕業である。
青木氏と渡瀬氏の対談にも耳を傾けさせられた。
基地・憲法・東アジアの平和・メディアの問題点など、様々な角度からの話がなされた。
特に青木氏が、安倍首相が憲法九条を正面から改憲し論議をするならば認めるが、自衛隊明記の加憲による改憲は評価出来ない旨の発言があった。
安倍政権特有の誤魔化しが、ここでも行われている。
いずれにせよ、これからの一年は憲法改悪に十分気を付けなければならない一年になる。
令和元年を改憲元年にしてはならない。